|
花粉症になる植物や飛散時期を知ることで早めの対策が大切です。
原因になる植物の飛散時期はさまざまです。スギでいうと、2月上旬ごろから4月ごろにかけて開花し、花粉を飛散させます。一部の植物の開花の時期は以下の表にしてみました。
春 |
ヒノキ(ヒノキ科) |
3月中旬〜5月上旬ごろ |
スギ(スギ科) |
2月上旬〜4月 |
ハンノキ(カバノキ科) |
2月〜4月 |
シラカンバ(カバノキ科) |
4月〜5月 |
春
夏 |
カモガヤ(イネ科) |
5月〜6月 |
スズメノカタビラ(イネ科) |
3月〜5月 |
スズメノテッポウ(イネ科) |
3月〜5月 |
ホソムギ(イネ科) |
5月〜6月 |
ハルガヤ(イネ科) |
5月〜7月 |
オオアワガエリ(イネ科) |
5月〜8月 |
ギシギシ(タテ科) |
6月〜8月 |
夏
秋 |
ブタクサ(キク科) |
8月〜10月 |
オオブタクサ(キク科) |
8月〜9月 |
ヨモギ(キク科) |
9月〜10月 |
カナムグラ(クワ科) |
9月〜10月 |
他にも、アカシア 、イブキ 、梅 、オオアワガエリ 、オオバコ 、オヒシバ 、オリーブ 、カナムグラ 、カラムシ 、カントウタンポポ 、キョウチクトウ 、ギョウギシバ 、ギンヨウアカシア 、クヌギ 、クリ 、クロマツ 、サクランボ 、除虫菊 、セイタカアワダチソウ 、ツボミオオバコ ナシ 、ネズミムギ 、ヒメジョオン 、ヒメスイバ 、ブドウ 、ヘラオオバコ 、ホソムギ 、ミカン 、ムカシヨモギ属 、リンゴ 、ヤナギ 、ヤマモモ、ヒメスイバなど。
特に花粉症の原因になる風媒花は嫌われます。一般的に虫などが花粉を運ぶタイプの植物を虫媒花といいますが、風媒花は虫媒花よりも大量の花粉を作り、遠くまで運ばれます。風媒花に共通する特徴としては多量の花粉を生産する、空中を飛来する花粉を受け止めやすいように柱頭に多数の毛が生えたものや、長く伸びたものが多い、花粉が風に乗りやすいように袋を持っているものもある、雄花と雌花が別々になっていて、枝の上で着く位置が異なる場合が多いなど。また雑草などは道端や空き地、水田、畑の周辺に多く存在します。スギやヒノキの花粉飛散時期以外に症状がある人は雑草群やその他の花粉によることが原因かもしれません。
|
|
|
|
|
|