予防接種

潜伏期

ワクチン済み証明書

病気には、潜伏期があります。感染してもすぐには発病しません。
日本では一般的な病気では潜伏期の長いものは、そんなにないのですが、熱帯を中心として海外には潜伏期間の長い疾患が数多くあります。  
外国の病気は通常日本には存在しないことが多いので、具合が悪くなって病院に行っても、医師は外国で感染した病気だとは知らず、診断が遅れることによって、それが命に関わることも考えられます。海外旅行から戻った後2ヶ月程度は、体調に異常があれば早めに医療機関を受診し、海外へ行って来たことを必ず医師に告げた上で相談しましょう。


予防接種の目的
日本では存在しないか感染する危険性が少ない病気に対して、自分自身が感染することを予防するとともに、家族や周囲の人達への感染を防止します。また、入国時等に予防接種済みの証明書を要求する国や地域もあります。


行き先の国や地域、期間、旅行形態、自身の年齢、健康状態などにより必要な予防接種は異なるので、事前に渡航先の感染症情報を収集するとともに、それぞれの予防接種について理解した上で、どれが必要かは渡航予定者一人ひとりが決める必要があります。

ワクチン接種済み証明書を要求される国もあります。
証明書を提示しないとその国に入国できません。また、帰国時の乗り換えの時にこれが必要になる場合もあります。
長期滞在や留学の場合、入学等の条件として各種予防接種に対する接種済み証明書を要求される場合もあります。要求される予防接種を受けていないと、入学等が拒否されることがあるので注意が必要です。

「海外旅行で気をつける病気」

食べ物による病気  虫による病気  動物による感染  ヒトからヒトへの感染

鳥インフルエンザ  SARS

病気の潜伏期と予防接種   環境による病気


Copyright (C)  All Rights Reserved