アルツハイマー病

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アルツハイマー病

 アルツハイマー病は大脳皮質の神経が徐々に死滅や脱落して行き、脳が萎縮して行く病気です。

このため、脳血管の血流が悪くなり、情報を伝達する神経が情報のやりとりが出来なくなってしまうと言うことが起きてきます。

アルツハイマー病の原因は不明ですが、私達誰でも持っているβアミロイドと言う異常タンパクの沈着が関わっている、と言うことがわかってきているようです。

アルツハイマー病の経過としては、初期の段階では、物忘れが中心で、自覚もあるので、単なる老化だと見分けがつかないことが多いようです。

そのうちに、自覚が薄れ、いつも置いてたはずの場所に物がないなど、探し物が増えて行きます。

こういった時期が2〜3年あるいは5〜6年と人によってちがいますが、病状は進んで行きます。

そして、過去と現在を混同したり、家計の管理が難しくなったり、家事の手順がわからなくなる、などと言ったことが起こるようになります。

徐々に自分で日常の生活動作が困難になってきます。

そして、脳の萎縮はさらに進んで、言葉や数の認識ができなくなり、会話が通じなくなります。

食事も集中できなくなるため、介助が必要になったりしてきます。

さらに進むと、姿勢が保てなくなったり、歩行も困難になって行き、寝たきりになってきます。



私が施設で関わったアルツハイマー病のYさんは、いつも楽しそうに歌をうたってました。歌はもちろん、一箇所のサビの部分だけ。毎回トイレや自分の部屋が分からず、夜間は徘徊することも多く、ふと、姿が見えなくなったと思ったら、他の利用者のベッドで寝ていたりすることもよくありました。トイレも誘導しないと、失禁してしまうので時間を見計らって誘導したり、Yさんが徘徊始まると、おおよそはトイレに行きたいと言うこともあるので、誘導してみます。本人はいつも楽しそうに歌っております。もちろんサビのところだけだけど。
Yさんの場合、すでに病状が進み、食事中も集中できず、介助しながらの食事でした。トイレに行くことだけは認識していましたが、やがてパンツやズボンをあげるということをわすれ、おしりを出したままトイレを出ようとすることもしばしば。こちらの言っていることも理解できません。何かやる時は手を引いて連れていきます。徘徊できるほど歩くのはいいのですけど、だんだん足がもつれて、転倒してしまうのではないかとハラハラします。行動制限するのもかわいそうなので、なるべく一緒に行動したり、手を引いて歩くようにしておりました。


アルツハイマー病の人は病状が進むと一人で家に居るのは危険ではないかと思います。
一人で外に出て事故に遭ったり、迷子になったりします。

介護をする家族も大変だと思います。一人で介護をしている方は抱えこまず、現在いろいろな社会資源を活用して行くことが、介護する側、介護される側にとって良い環境になるのではないかと思います。

以前に渡辺兼さん主演の映画「明日の記憶」を見ました♪
映画では、初期の段階で本当にきれいですが、実際は病状が進むと家族にとって、もっと大変になります。
初期の段階で、自分の病気をまだ認識できる頃だと、本人も辛いものがあるでしょう。

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