骨粗鬆症にならないためには
骨粗鬆症の予防
骨粗鬆症の予防
骨粗鬆症とは、骨量が減少し、骨が変化してもろくなり、骨折しやすくなる状態。女性に多いのが特徴です。高齢者の骨折は寝たきりの原因になることも多いので、注意しましょう。
脊椎がつぶれたり、変形したりすると、背中や腰に痛みが現れます。さらに、神経を圧迫して下肢にしびれなどの症状も。
予防するには
骨粗鬆症を若いうちから予防することが大切です。
骨量は骨格の成長とともに20歳ごろまで増加し、成人期にピークを迎え、中高年期にしだいに減ってきます。
過度の運動や過度のダイエット、女性では生理不順になるほどの過労は、骨量を減らしてしまうので、注意が必要です。女性は閉経以降、骨量が減少しますが、日常の過ごし方で減り方が大きくちがいます。適度な運動と十分なカルシウムの摂取をこころがけましょう。そして、家にこもらない生活をしましょう。
カルシウムを上手にとるコツ
★乳製品のカルシウムは他の食品よりも吸収率が良いといわれています。
牛乳やヨーグルトなら1日200〜300ccはとりましょう。脂肪分が気になる方は低脂肪のものでもいいですし、チーズを食べてもいい。
★ビタミンDをとりましょう。
ビタミンDはカルシウムの吸収を助けてくれます。
ビタミンDは普通に戸外に出る生活をしていれば、日にあたることによって皮膚でつくられます。食品では肉や魚の肝臓、卵黄、バターなどに多く含まれています。
★塩分のとりすぎに注意!
味付けが濃いと塩分のとりすぎになりがち。塩分が多いと、せっかく摂ったカルシウムも尿と一緒にたくさん出てしまうので、カルシウムの利用が悪くなります。薄味をこころがけましょう。
★アルコールの取りすぎはよくありません。
アルコールの飲みすぎはカルシウムの吸収を悪くするばかりでなく、ビタミンDの働きも抑えてしまうので、飲みすぎには注意しましょう。
★禁煙を。
喫煙はカルシウムの吸収を悪くします。
★インスタント食品とスナック菓子の取りすぎもダメ!
インスタント食品やスナック菓子、練り製品にはリンが多く含まれています。
リンは骨の材料にもなりますが、過剰にとるとカルシウムの吸収を悪くするので、気をつけましょう。
★市販のカルシウム入り栄養補助食品なども上手に利用。
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